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スピーカー DALI IKON 7 MK2の購入

DALI IKON7


DALI ダリのスピーカーを昨年6月に購入した。取扱説明書に100時間のエージングが必要とあり、これは十分経たので感想を書いてみたい。

最近は、iPodで散歩しながら音楽を聴くことが多く、据置き型はどうかなと思う事も多かったが、老境に至って、今後 家で音楽を聴ける時間がどれだけ残されているのか、耳が悪くなるかも知れない等々、考えて思い切って購入した。
使っていたYAMAHA NS-6HSの音は押し出しは良いのだが、やや平面的で音色が雑であり、クラシックの弦楽器を美しく奏でるSPを探してみた。希望価格はペアで30万円前後。

重視した点は、①能率が高いこと、90dBは欲しい ②弦が美しいこと ③音のバランスが良いこと ④コストパフォーマンスに優れている事である。
車が買える価格のものがゴロゴロしているが、一体誰が買うのか、ここらは論外である。
沢山あるメーカーの中から、日本のYAMAHA、海外老舗のELAC(ドイツ) とDALI(デンマーク)が候補に挙がったが、編成の大きなオーケストラも聴きたいと思い、DALI IKON 7 MK2を選んだ。

DALIは、D&M Import Audioが輸入代理店でEDION と取引があることから、田舎に住んでいる者としては、価格交渉、購入しての設置、アフターサービス(5年間補償)も魅力であった。注文から1週間で入荷し設置してもらった。尖ったスパイクフットなので、とりあえず1円玉を敷いて使用。アンプとの結線はバイワイアリング方式。価格は255kと柔軟に交渉に応じてもらった。

仕様
外形サイズ(W×H×D)は、1168×200×364 (mm)と細長のトールボーイ型で、幅狭であるため、さほど大きく感じない。重量は、21.5kgと一人で抱えるのがやっとである。外観は塩ビ木目調で高級感はない。
中低音スピーカー(165mmコーン×3)、高音スピーカー(28mmソフトドーム+17×45mmリボンの複合型モジュール形式)の2ウエイ方式で、能率は90.5dBと高いほう。

音の感想であるが、さすが欧州の定評のあるメーカー製品だけあり想像以上に良かった。

①編成の大きなオーケストラでは、音が大きく拡がるのだが、音の定位はピタッと中央に決まる。オペラ等を聴くと音の移動と広がりが、大変心地良い。
②弦楽器の響きが美しく、室内楽では各楽器が明瞭に響く。それからオーケストラ曲では木管楽器が浮き上がって良く聞こえ美しい。
③高音も低音も良く伸びていると思う。特に高音はチェンバロの繊細な音を美しく響かせる。嫌な音を出さないのが良い。
④ジャズやロックなどの押し出しの良い、野性味たっぷりの元気良く飛び出してくる曲には不向きである。
全般には、静謐さが増して一層音楽に集中出来るようになった。


最近は、レコードの音に惚れ込んで、CDよりレコードをかける機会が増えている。バランスウオッシャー液でせっせと良く磨いたレコード盤は、購入したばかりの音が蘇る様で感動ものである。誰かが言っていたが、CDはデジタル写真で、レコードは油絵の趣があると思う。CDは柔らかく細部までクリアに聴こえるのだが、レコードは中音から低音にかけてダイナミックに深くえぐる所があり、より感動が深いと感じる事が多い。
もっとも、これらは、時、気分、時間帯、体調等にも依りますが‥。

最近、聴き直してみて心に残った2枚を挙げておく。

チャイコフスキー 交響曲第6番ロ短調「悲愴」(第4~6番の3枚組)
カラヤン指揮ベルリン・フィル 1971年

DSC_0004 (800x751)

カラヤンは生涯で7回録音したそうだが、気力が漲ってベルリン・フィルを自在にドライブし、一糸乱れぬ合奏を聴かせる本録音が最も優れていると思う。
通俗名曲だという事に媚を売っておらず、漆黒の闇の中から浮かび上がってくる音は、厳しい表情を見せている。特に感心したのは、第4楽章アダージョ・ラメントーソで深々とした低弦の響きで最後まで惹きつけて離さないところがある。
作った表情のようで嫌いという人もいるようだが、私にはカラヤンが正面から真剣に取組んだ録音に思えた。

シベリウス 交響曲第1番ホ短調「悲愴」(第1~7番の5枚組)
コリン・ディヴィス指揮ボストン交響楽団 1976年

DSC_0003 (800x711)

シベリウス交響曲の第4番以降は、人を容易に寄せ付けないところがあり、私にも難解である。
しかし、この第1番は、人懐っこいメロディと北欧の表情が全開で若々しさにも溢れて、大変魅力に富んだ曲である。ドイツ系の音楽と違って、粘らずひんやりサラサラ流れる様な趣きが大変素敵である。皆さんも一度聴いてみて下さい。
本レコードを聴き直すと、当時のボストン交響楽団の弦だけでなく木管・金管のレベルの高さが実感できるし、第4楽章の息の長いクライマックスは大変胸が熱くなる。ハープ、クラリネット、ホルン等が大活躍し、幻想的で北欧の大自然を強く引立てている。

昔聴いた音楽の印象が変わらず甦ってくるというのは、新鮮な驚きでした。



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映画、クラシック音楽、料理、ゴルフが好きな中高年男です。 家猫1匹、外ネコ3匹に遊んでもらっています。

ボクダノビッチ

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