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映画「ソーシャル・ネットワーク」(2010年)

ソーシャルネットワーク2


コンピーターの世界に疎い私にも良く解かり、極めて刺激的な映画であった。

フェイスブックの創始者であるマーク・ザッカーバーグの事業立上と取り巻く人々の権利を巡る訴訟をデビット・フィンチャ-監督が興味深く描いており、悲喜こもごもの青春ドラマにもなっている。

フェイスブックは、2004年に米ハーバード大学から始まり、現在では全世界で7億5千万人が利用している世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)である。
「中国、インド、フェイスブック」という言葉があるそうで、世界第三位の地位を占めている事を指している。日本ではさほど普及していないが、アメリカでは2人に1人が使っており、新職場に入ると直ぐフェイスブックに友達登録するそうである。
わずか6年で数兆円の事業に成長させたザッカーバーグ氏とはいかなる人物なのか、興味津々で、見入ってしまった。

映画は、ハーバード大学の大学生19歳のマーク・ザッカーバーグが学内のデータベースをハッキングして、女子学生の美人コンテスト・サイトを立ち上げた事から始まる。2人ずつ顔写真を並べてどちらが美人か投票させるというシステム。面白半分だが、痛快でもある。深夜のアクセス数が急増し、彼がこのようなサイトの意味合いに目覚めた瞬間でもある。
当然、女子学生からは総スカンを受け、大学の査問委員会にもかけられる。

その後、彼はハーバード大学のコミュニティサイト(フェイスブックの原型)を独自に立ち上げる。マークの友人は3人位しかいなかったが、親友エドァルドの所属するフェニックス・クラブを通じて広がっていく。閉ざされた学内システムだったためか、学生も実名登録への抵抗が少なかったものと思われる。むしろ共通のテーマへの情報交換やアドバイス等々で利便性が認識され、拡大していく。

いつの時も、学生は便利な物に抵抗が無く、上手に使って、時代をリードして行くナァと思う。

フェイスブックは、ハーバードだけでなくボストン、マサチューセッツ等々の東部大学間をも繋げたことを契機に、他の大陸も渡り、一般にも公開し、燎原の火のように急拡大して行く。

主人公ザッカーバーグは天才肌だけどオタク。着る物も頓着せず、フェイスブック以外のことには関心なし。
恋人にもマシンガン・トークを繰り広げ、呆れさせる。

彼の回りには、次第に多くの人々が群がって来る、おいしい蜜に寄ってくる無数の蟻のようだ。

学長からブルックス・ブラザーズのセールスマンかと評されたウィンクルボス兄弟、初期に大学コミュニティサイトのアイディアを盗んだとマークを訴える。
実体の無い、取るに足りない会話やメールから、弁護士を巻き込んで大金をせしめようとする貪欲な米訴訟社会が描かれる。
マークが折れ、数十億円の支払いで和解する事になるが、一般には弁護士がその3割を取るというから、共にボロイ儲けのマネーゲームである。

1,000ドルを出資しCFOとなったエドァルド・サリベン、マークと寮で同室の親友であり、フェイスブック事業を維持する、借りているサーバーを止めないために、スポンサーや広告主を探し回る実直な男だが、事業展開の方法や収益の上げ方で次第にマークと仲違いをし、解任され、持株も30→0.03%に騙され下げられて、訴訟を起こす。
金の魔力なのか、騙し騙され、親友さえ失い、敵対していく様子は痛ましい。

確かにビジネスモデルとして見た場合、広告主を探すエドァルドの手法は古いのかも知れないが、金の卵だけにどうやって儲けるのかは、興味のあるところである。
マークは、広告掲載はクールでないと却下する。

アクセスされた企業体に課金するシステムや事業を大きくして売り抜ける方法や株式上場など、マークにはニュービジネスの知恵を授ける者が要るのだろう。

そのような役回りに、音楽交換ソフトナップスターの創始者ショーン・パーカーが絡んでくる。生きたビジネスを知っているだけに、マークは彼に魅了され、西海岸に拠点を移す。
ザ・フェイスブックからザを取るようにアドバイスをしたり、投資会社を呼び込んで、巨額投資を受けることに成功し、新興会社として急成長していく。
事業が巨大化していくにつれ、恋人、親友を失っていく哀切な悲劇も描かれるが、彼の内面はどのようなものだろうか。気になるところではある。

映画では、登場人物は実名で登場し、アメリカ社会が新しいものを受け入れ、ダイナミックに展開していく様が活き活きと描いてあり、大変面白かった。
皆さんにも観る事をお勧めしたい。

尚、日本でフェイスブックが未だ普及していないのは、実名主義に未だ戸惑う人が多いためだろう。私も、デメリットよりもメリットが多い事が実感出来ると使い始めると思うが、もう少し見守りたいというのが正直なところである。
情報量から言うと、ツィッター→フェイスブック→ブログの順に情報が濃くなっていくと言うので、今後は、それぞれ使い分けが進んで行くのかもしれない。
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映画、クラシック音楽、料理、ゴルフが好きな中高年男です。 家猫1匹、外ネコ3匹に遊んでもらっています。

ボクダノビッチ

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